ハゲと犬

裏アパッチなう。

2017-11

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傷つけた人々へ

幸せは歩いてこないが、不幸は突然やってくる。
小学生の頃の話。
ずいぶん昔の事なんで断片的にしか思い出せないのだが、小学生の時にクラスでパーティーをやった事がある。
何年生のときなのか思い出せないが、3〜4年生くらいだったような気がする。
なんの為のパーティーかも忘れた。
おそらくクリスマスパーティーだと思う。
先生が言い出したわけでは無く、生徒が企画したクラス会的なものだ。
その目玉企画でプレゼント交換をやろうって事になった。
こんな事を言い出すのは決まっていいとこのお嬢さんだ。
うちは食べていくのがやっとなほどの貧乏では無かったが、贅沢とは無縁な環境だった。
時代は昭和の中期である。風呂は薪で沸かし、洗濯機にはローラー式の脱水装置がついてた。
一日30円の小遣いを駄菓子に注ぎ込んでいた私にはとても迷惑な話だった。
親に頼らずに自分でなんとかしなければと悩んだ私は、手作りした物をあげよう!とひらめいた。
しかし当日まで時間が無い。
ここ数日クラス内ではプレゼントの話で持ち切りだ。皆の力の入れ具合が伝わってくる。
しかし私にはお金も時間も無い。
行き詰まった私は近くの神社に落ちているドングリを箱に満タンに入れて学校に持って行く事にした。
もちろん箱は折り紙を貼って見栄え良くカモフラージュした。
パーティー当日、いよいよメインのプレゼント交換だ。
皆目を輝かせてドキドキワクワクしている。
私はドキドキソワソワだ。手の汗で箱がシワシワになっている。
全員で輪になって目をつぶり、音楽に合わせてプレゼントを回し、音が止まったときに手元にあるものがもらええる椅子取りゲーム方式で行った。
音が止まりいっせいに目をあけると歓声が沸き上がった。
皆手にしたプレゼントを開け始める。
しばらくすると歓声がどよめきに変わった。
「何これ?」
見ての通りだ。
「ドングリ?」
そうだ。
「誰ぇ〜?」
私だ。
もちろん私は同情しているフリをした。
その子が男子だったか女子だったかも覚えていないし、自分が何を受け取ったのかも覚えていないが、ドングリよりも高価な物だったのは確かだ。
覚えているのは、その子の絵に描いたような落胆ぶりだけである。
ドングリを見るたびに甦る甘酸っぱい思い出である。






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テーマ:ジャックラッセルテリア - ジャンル:ペット

コメント

ありましたね・・・そういうことって。
いまの大人になってからの視点だと、何てステキ!!と思ってしまう。ハコいっぱいのどんぐりって・・・・季節感あってとっても楽しい。
って、今なら思う。
わたしも、真っ黒いふでばこが当たったときのあの「えーーーー」って感じた思い、いまだに忘れないです。

あやさん

そんなふうに感じられる大人になったって事は
とても素敵な時間を過ごしてきているからでは?
あやさんの教え子達もそんな大人になってもらいたいです。

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